ひとりごと
 
2015年10月10日
 耐久テスト中問題が起こり計画中止となった新作20連発マシンピストルだが問題点が判明し改修できた。工作コスト低減のため長く設計した軸がたわんだことが原因だった。20連発の圧力は侮れない。
 
2015年10月4日
 残念ながら昨日公開した新作20連発マシンピストルは耐久テスト中問題が起こり計画中止となった。かなりの弾数を撃って耐えていたので残念だ。やはり構造を小さくしたときには耐久性や誤差に弱くなるという原則でもっと過酷なテストを事前にやるべきだった。
 
2015年10月3日
 手術を受けてから長く製作意欲を失っていたがやっと新作20連発マシンピストルを作った。遅延装置はそれなりに効きなかなか撃って楽しめる。ただ以前のような量産は今の目の調子では無理かもしれない。
 新作を作るに当たっては一日で設計と製作を行ったが、実用化するための基礎研究は一年ほどかけている。一番の問題点は引き金を大きくせずどうやってセミオートを正確に制御できるかであった。今までは引き金を長くし引き金の引き代を長くしていたが、今回は引き金の軸から羽根までの距離を詰めることで実現している。簡単なようで従前通りの羽根の稼働角度を維持するのは難しい。完成品は引き金を戻すゴムがなくてもセミオートが暴発しないレベルまで安定している。
 
2014年5月6日
 ついに目の手術を受けた。左目が焦点距離の調整能力を失ったので何とも慣れない。リハビリがてらHPを更新したがかなりきつい。これから働いていけるかどうか不安。
 2002・0318式短機関銃の図面を公開した。以前からの12連発版ではなく20連発改造版である。10年以上前の、切り欠きのある風車型の羽根の初期モデルだけに、わざわざ作る価値はないかもしれないが、従前の12連発版を作っている方には改造の参考になると思う。新しい銃を作った方が早いかもしれないが。性能的には現代の銃に比べて遜色ない。
 
2014年5月6日
 2001・0501式短機関銃の20連発化について、やっと更新できた。実際のところこの銃をまねて作る価値は実用上全くない。設計の上で、遅延装置と羽根、羽根と引金(セレクター含む)、遅延装置と引金が絡み合い、非常にやっかいである。昔の銃を現代に蘇らせるおもしろさだけである。私にとっては思い出深い銃なので大事なことではあるが。
 
2014年4月29日
 今となっては2枚羽根の甲高い発射音がたまらないなどと言ってはいられない。20連発が一般化した今、2001・0501式短機関銃を2月には4枚羽根に改良し20連発化したのだが、忙しくてなかなかHPを更新できない。1999・0128式短機関銃の20連発化後すぐに20連発化に取りかかったが、大苦戦。何度もあきらめかけた。本体無改造という自ら設けた前提が重かった。遅延装置を介して羽根を制御する今となっては廃れた方式のままでなんとか改良できた。
 
2014年1月19日
 2002・0318式短機関銃の改良についてやっとまとめることが出来た。今や20連発が当たり前の時代、対応せねばということで改良したが、かなり大がかりなことになった。10年以上前の、切り欠きのある風車型の羽根の初期モデルだけに、今から見ると詰めが甘い。合理的な範囲で徹底改良した。そうは言っても手間を考えると新作を作った方が早いような気がする。個人的な懐古趣味。
 最近は遅延装置の重りにM12ナットを使うことが多い。20連発化と相まってフルオートの持続時間が長くなり気持ちいい。しかし大量に在庫があるM10ナットをどうしようか。年賀状には12連発の2枚羽根も捨てがたいようなことを書いたが、早くも20連発に心変わりだ。
 
2013年11月24日
 ずいぶん更新が滞っている。2002・0318式短機関銃の改良について公開したいが気力が萎えている。左目がろくに見えないので疲れる。手術するしかなかろう。
 最近思うのは私の銃をコピーする人に伝えたいことが伝わっているかどうか。できあがった物は単純だが単純化と機能達成のためずいぶん時間を掛けている。いじって性能が上がればいいが下がるのは残念。機能達成に影響のない部分については格好良く作るといいと思う。
 
2013年8月11日
 昨年作った2012・0821式短機関銃設計図を公開した。20連発のセミフル切替を楽しんでもらえたら。最低限の工具としてはオルファのカッターとその替え刃の鋸と錐、ドライバーがあればなんとかなる。
 
2013年7月28日
 あいかわらず1999・0128式短機関銃で遊んでいる。バリバリ撃ちまくるとM12の重量級ナットを振り回す機関部の動きがたまらない。フルオート専用で装弾も一発ごとに引き金を引かなければならないので手間なのだが。
 基本型の2012・1018式短機関銃を掲載したが、淡々と量産しているため時間がかかってしまった。本来はこのような基本型をさっさと取り上げなければいけないが、ついつい変な物に手が出てしまう。
 
2013年7月21日
 やっと1999・0128式短機関銃の20連発化を載せることが出来た。動画はキャプションを入れるなど今までと変えてみた。しかし暑い。動画の撮影中は音の関係でエアコンを停めるがたまったものではない。
 
2013年6月26日
 リンクの更新をした。追加と更新をしたがリンク切れが多くなっていた。コメントも今となっては古くからあるアルサーさんが新鋭になったままだった。失礼。10年以上見直していなかったかもしれない。
 最近は、初代遅延装置付き短機関銃である1999・0128式短機関銃の20連発化に取り組んでいた。二度試作に失敗し三度目でやっと動き、五度目に作った部品でやっと納得できた。前世紀に作った思い入れのある銃なので、本体に穴を開けたりの改造はしたくなかったので、内部の部品交換だけという条件で取り組んだ。元々二枚羽根で作ってありスペースに余裕がないので苦戦した。今は快調に20連発できる。また遊べそうだ。近いうちに改造の経緯を公開したい。
 
2013年6月2日
 更新が滞ってしまった。最近は12連発時代の主力だった2006・1112式短機関銃の改修をやっている。何しろ40丁以上と結構作ってきた銃なので、このまま12連発で使わなくなるよりは20連発化して使いたいと思っている。たまたま機関部の軸穴が2012・1020式短機関銃等20連発系と同じだったので軸穴そのままで改修できた。 装弾数を増やすために本体全体の幅をスペーサーで広げるというアイデアにたどり着くまで時間が掛かった。グリップなどはそのままの太さにしたので使い勝手にはそう影響しない。ついでに改修ではなくはじめからの20連発版もつくった。もう生産終了かと思われた2006・1112式短機関銃だがまだしばらくは生産が続きそうだ。
 持病の目の病気が悪化してきた。網膜は以前から悪かったが昨年から白内障にもなり、そろそろ手術が必要なようだ。銃の生産が困難になってきている。
 
2013年1月20日
 やっと2012・1020式短機関銃を追加した。昨年の作で早く追加したかったが諸般のゴム鉄砲に直接関係ない問題で遅れてしまった。ぼちぼちと生産を続けているがこのモデルは折りたたみ銃床がなければかなり作りやすい。初期のUZIのようになるが固定銃床も追加しようかと検討中。
 今年に入って2002・0318式短機関銃に大幅な改造を施し20連発化を行った。今となっては20連発しか撃つ気にならないのでやってみたがなかなか苦戦。どうにか物になった。近日公開予定としたいがどうなるやら。2012・1020式短機関銃の動画も折りたたみ銃床の動きを含めて撮りたいし。
 
2012年10月21日
 20連発の量産向きモデルを2週間前あたりから開発していた。当初M12のナット一個の遅延装置で作ったが想定より回転が速くなり、やむなくM10ナット2個でグリップの前に弾倉状の部品をつけた。2012・0821式短機関銃と同様の構造を自分にとって定番の4cm幅の材料で作り出した。
 トリガーの付け根で引かれるとセミオート時のストロークが稼げず暴発しかねないので付け根で引けない構造にした。これでうまくいったが、弾倉状の部品が結構手間が掛かるので、省略した当初のモデルの改良に取り組んだ。 M12ナットを無理矢理2個組み込んでそれなりの遅延効果を得られた。トップページの写真がそれである。
 しかし2012・0821式短機関銃のように遅延装置の軸から重りまでの距離があるモデルにはかなわない。重りの重さより軸から重りまでの距離が利くのは紛れもない。
 
2012年9月4日
 20連発の2012・0821式短機関銃動画を作成した。装弾数が多いので撮影に失敗すると取り直す度の装弾が堪えた。
 
2012年9月1日
 2012年6月17日に書いた銃は改良を続けたが結局物にならなかった。古い構造故遅延装置が稀に空転し12発を刻めないようだ。どうでもいいといえばどうでもいいが、これ以上の改良を断念した。
 余った材料で風車のような羽根10周年記念として20連発の短機関銃を開発。これもなかなか苦戦したが、信頼性の高いものになったと思う。元々夏休みの工作モデルとして図面を公開し入手しやすいラワン材でいろいろな人に作ってもらい撃ちまくってもらおうと考えていたモデルだが夏休みが終わってしまった。
 20連発は楽しい。やはり撃ちごたえがある。今後は私の中で主力となりそう。
 
2012年6月17日
 実は5月14日に、
http://warabinworld.web.fc2.com/kakokikan/20020218/20020218.htm
を久しぶりに撃って、ロックタイムの短い独特の感覚に魅了され、改良を試みていた。2001・0501式短機関銃と見比べ、まず銃口の竹籤を取ったが多少ましになる程度。羽根が発射時に水平近くになるまで十分傾くよう引き金を改善したがこれもいまいち。さらに検討を進めた結果、銃身後方にある竹籤がもっと後ろの方がいいかもしれないとなった。もともとゴムへの負担を減らすため自由度を上げようとできるだけ前方につけてあったが、ゴムの巻き上げられる距離が伸び結果くっつく量が増えているのではと思い始めた。 改善してみると先の改善効果と相まって2001・0501式短機関銃とほぼ変わらない程度まで改善できた。
 しかし遅延装置を使い勝手の良い物に変えたところ抵抗がわずかに大きくなったのか銃を横にして残弾2発から一発発射した瞬間に止まることがあることがわかり、今日まで改善に時間が掛かった。近々公開したい。
 
2012年6月3日
 すっかり更新が滞ってしまった。最近は旧作の改良や再生産ばかりであまり目新しいことはやっていない。手元には結局2001・0501式短機関銃を置いてテレビを見ながらパリパリ撃つのが日課状態。古い銃で使い勝手は最近の銃に及ばないが、2枚羽根の発射音がたまらない。12発も込めれれば昔と違い遅延装置もよく利くし、一瞬で終わる感もあまりない。
 今年は連発杯をやりたかった。今まで協会に無理をお願いしてやってきたが、運営に負荷が掛かる以上無理をお願いし続けることはできない。やむなく断念した。私個人としては連発銃しかまったく興味がないので、今後どうやっていくべきか今はわからない。
 気ままに連発銃を撃つだけで幸せかも。
 
2011年12月25日
 ついに2011・1211式機関銃の開発に成功した。4年前に、セミオートの連発銃を縦に二つ配置し2階建て構造にしたこの銃を見て、フルオート化できないか検討してきた。初期の段階では遅延装置も1つだけ重りをつけてリンクさせる案などもあったが、頭の中で考えた段階で、遅延装置と連係する機能のある銃口、連動機能付きの引き金が収まらず、断念していた。当時は引き金を戻すのにゴムを使っていた影響もあった。
 たまに思い出したかのように設計していたが、他の作者さんから金属製で強度を持たせ20発超の装弾数の短機関銃が登場したりで、2階建てではおもしろみがなくなり、3階建てとなると作りにくい上デザインもまとめにくくでまた断念していた。そのときの自分なりの言い訳としては、コスト的に12連発短機関銃を3丁作るのよりコストが高いというものだった。
 2010年になってマシンピストルの開発に成功し、遅延装置の低コスト化が進み、小型化もできたので、また挑戦していた。3階建てはやめ、平屋3棟とでも言うような構造にした。発射角度を変えれば、3階建て同様の効果が出て実用化できそうとなった。あっさり遅延装置を3個つけ、長い棒状の本体に各種部品を取り付ける手法は、コストダウンに役立った。トラブルはいろいろあったが、二脚の設計が意外に手間取った。当初ロック機構は望んでも不可能だと考えていたが、たまたまセミフル切り替え式短機関銃のセレクターを見ていて実用化できた。単純なもので済んでありがたかった。
 完成し、バリバリ撃っていると、36連発でもなかなか撃ちごたえがある。本格的な二脚付き機関銃を一作くらいは作っておきたいと以前から考えていたが、装弾数を稼ぐのに苦労していた。ガトリング等も考えたが、引き金で制御したかったので断念していた。電動は動力源の入手や量産性から避けたかったし、ゴム動力は工作レベルに高いものが要求される。工作レベルをいかに下げて同じ機能を実現するかを、いつも思っている。
 
2011年11月26日
 最近古い銃ばかり引っ張り出して遊んでいる。今度は2002・0318式短機関銃を引っ張り出してきたが、この銃ぐらいになると比較的ストレスなく遊べる。本体を加工しない範囲で近代化改修したりしているが、制約の中でいじるのもまたおもしろい。
 このころの銃はラワン合板で作ってあり、グリップ等独立した部品ではなく一体切り出しを行っている。手間はかかるが強度は高い。ラワン合板も亜麻仁油を塗り使い込んでくるとそれなりに雰囲気が出た気がするが、他人が見るとみすぼらしいだけかもしれない。
 以前は、安く入手性がよいラワン合板にこだわっていた。嫌いではない。もし自分が働いていなければラワン合板ばかり使っていただろう。小学生でもいい木を使っているが、どうも私自身は木質にさほど興味がないようだ。安い木の方が実験に使っても惜しくないし。
 
2011年10月29日
 1999・0128式短機関銃を久しぶりに取り出し遊んでいる。この銃は一番最初に作った短機関銃でまだこのホームページも作っていない頃の作品である。遅延装置を改良するなどしているが元々改良を前提に作っていないのでスペースに余裕がない。重い遅延装置を組み込んだものの可動範囲に制約ができたりで悩ましいが、悩むのも楽しみのうちと思うと小さな改良ができた。大げさに言うと前世紀の銃で今も遊んでいる。使い込んでいるのでラワン合板でも艶が出て光る部分がある。
 この銃は改良の一環で銃床を取り付けたが、実銃で固定直銃床風味、弾倉が銃下方に取り付けられフルオート専用となると、MAS1938かWZ43/52ぐらいであろうか。雰囲気が比較的近いかなと勝手に思うのはMAS1938だが、いずれも有名な銃とはいえず。
 
2011年9月27日
 2010・0907式機関拳銃の作動原理だが、一見重力による抵抗で遅延装置としているように見えるが、それを意図したものではない。重りが偏っているため誤解されやすいが、重力に依存すると銃を横にしたときなど不具合を起こしかねない。2010・0907式機関拳銃はどんな姿勢でも撃てるよう考えている。
 作動原理はあくまで弾によって動かされる羽根の力を、制動力に利用することを主眼に置いている。全体にわかりやすい構造で作ったつもりだが、遅延装置の偏った重りが誤解の元になりそうだ。賞品等に出したため在庫切れとなった。ぼちぼち生産中だが工房が暑くてたまらない。撃てば楽しい銃なのでどんどん作りたいところだが。
 トップページの写真を携帯で撮ったがいまいち。やはりデジカメが必要か。
 
2011年7月18日
 1999・0128式短機関銃動画を追加した。暑い。コンパクトデジカメで撮影しているがモニターが動かせないため位置確認がしづらい。やはり動画はハンディカムの方が便利か。
 
2011年7月17日
 1999・0128式短機関銃の記事内容を充実させた。初期のフルオートだけにいろいろ問題があるが、今の技術でやれることはやってみた。動画を撮りたいが騒音を考えると部屋を閉め切らねばならず。暑い。
 
2011年6月25日
 ずいぶん前になってしまったが、2010・0907式機関拳銃の詳細を作成した。半年以上前の新作だが。この間、地震があり津波があり原発事故があり、いろいろなことがありすぎた。
 このページを更新するのもずいぶん遅れてしまったが、備忘録的にゴム鉄砲関連の私的出来事を記録する。5月半ばにやっとゴム鉄砲に気が回り出したが2010・0907式機関拳銃の一部製品に作動不良が発生した。原因は羽根の微妙な違いだったのだが、今後安定的に作っていくため改善策を施した。もし手持ちで作動不良が発生した方は連絡してほしい。景品として出した2丁が連絡が付いていない。試験では問題なかったはずだが。
 2010・0907式機関拳銃はマシンピストルという異端な銃だけに、バリエーションの一つくらいにしか考えていなかった。まあこれを作る気になったのも標準的サブマシンガンの役割を果たすものがあるからだと思う。といいながら結構マシンピストルも気に入っているのだが。YOUTUBEに動画をあげたがHD動画があがるのには驚いた。コンパクトデジカメでHD動画が撮れるのもすごいが。
 ついに最近電動糸鋸を購入した。以前ピンエンドの特価品を買ったことがあるが、全く使い物にならず。今回はかなり使えそうだ。
 
 
2011年1月22日
 今年に入って初めての更新。といってもたいした内容ではないが、自分にとってはここ数年来悩んでいたテーマだったので感無量。普段は最新の銃しか撃たないが久しぶりに2001・0501式短機関銃で遊んでいると、またゴム同士がくっつき作動不良を起こしだした。2枚羽根の構造上4枚羽根の倍、巻き上げてしまうので、ゴムが古いとくっつきやすく特に最後から2発目が強烈な圧力のためまともに飛ばないことが多い。切れるまでゴムを使い倒す貧乏性がいけないのだが。ともかく対策が見つかって良かった。羽根の巻き上げ部分でくっつくのが主原因だと思っていたが意外だった。
 
2010年12月5日
 ここ2ヶ月尿路結石に悩まされた。何もやる気にならず、仕事に出るのが精一杯だったがついに回復のめどが立った。
 連発杯2010を更新。記録を整理した。10名以上の方が参加。感謝。自分自身としては年末の大阪大会でマイスター氏に勝ちたいところ。
 
2010年10月31日
 インフォシークの無料ホームページサービスが今日終わるのでFC2に移転した。移転前のホームページのカウンターは今の段階で89764。移ってみてわかったのは動画のアップができないこと。やむなくYoutubeに動画を移した。まだ内容は変わっていないが今後高画質化を図りたい。
 2010・0907式機関拳銃は改良を重ねて安定してきた。今まで遅延装置の錘のナットを凧糸で固定していたが、片側に錘が集中するためか切れてしまった。2500発を超えたあたりから切れるようだ。現在出荷する分は針金で固定している。今現在競技会の景品等で提供しているものが凧糸固定なので、もし切れたら細い針金で固定してもらえたら長く使えると思う。といっても2500発あたりまでは大丈夫だと思う。他にも現在の製品は個体差で動かない場合を想定して遅延装置の動きを制限するパーツを備える改良を行っている。
 最近結石に悩まされている。腎臓の片側が尿管に石が詰まってうまく機能していないらしい。発熱するし体調が悪い。創作意欲も減衰。酒も飲めないし。
 
2010年9月25日
 9月のひとりごとは実は今日まとめて書いた。携帯メールでのマイスター氏とのやりとりなどから作製した。開発過程の自分自身の参考記録として。明日は名古屋競技会だが、残念ながら最近旅行しすぎなので控える。
 
2010年9月22日
 旅行の途中で名古屋競技会の賞品を発送。どうにか間に合いそう。屋久島でならしをしたが特段違いはないと思う。3年放置した銃がついに完成。
 
2010年9月16日
 2010・0907式機関拳銃の回転がやや速いので余力を利用して今まで遅延装置に使っていた錘のM10のナットをM12に変更した。なかなか良い。これから遅い夏休みで旅行に出かけるが、持って行って調整する。時間がない。
 
2010年9月13日
 2010・0907式機関拳銃であるが、4丁作ったうちの1丁は遅延装置の部品精度がよい。にもかかわらずこの銃だけ調子が悪いので精度の悪い遅延装置(調子がいい)と比較して解決法を編み出した。結局遅延装置の形状をわずかに変更した。作動が安定しまだまだ余力がある。しかし時間がない。名古屋競技会の賞品に間に合うのか。
 
2010年9月12日
 2010・0907式機関拳銃であるがトラブルが発生した。4丁作ったうちの1丁が残弾1発でフルオートの時にまれに止まる。滅多にないが放置できない。原因はわかったが対処法に苦慮している。部品を増やし対応したが回転が速くなってしまった。名古屋競技会の賞品に出す予定があるので時間がない。ぎりぎりまでテストしていたのだが。
 
2010年9月7日
 いよいよマシンピストルの量産に入った。2010・0907式機関拳銃である。当面ホームページに載せる余裕はないが、一応完成した。2006・1112式短機関銃と比べると回転がやや速いが、逆に二つの銃が住分けられると思う。遅延装置に思い切ったアンバランスな錘をつけたのでしばらく検証したい。いつもの羽根なのでなんとか安定して駆動できると思うが。巻き上げ式の機関銃は残弾が少ないときにどれだけ安定できるかが大きい。結局は重い遅延装置が使えるかどうかとなり、回転数を抑えるのに影響する。一気に撃ち尽くさないようにするのが力の入れ所かも。
 
2010年9月5日
 最近は主力である2006・1112式短機関銃の改良に取り組んでいたが、先日の鹿児島でのイベントに参加して、ローコストなマシンピストルの必要性を感じている。
 マシンピストルは2007・0325式機関拳銃として3年前に試作したが、トリガーガードを木にして取り付ける余裕がないことなどから放置してあった。このたび新たに作り直したので近日中に量産にはいると思う。
 
2010年5月29日
 旧作の改良も一段落して、今は落ち着いている。できるだけ図面を電子データ化したいがなかなか面倒くさい。今日とりあえず1998.1104式拳銃図面を電子化した。この銃はシンプルで結構長く使っていた。引き金の位置がやや近すぎるなど欠点もあったが、未だに可動状態で何丁か手元にある。ラワン合板の端材とかで作ると安くできるので挑戦してもらえたらと思う。
 あいかわらず2001・0501式短機関銃の甲高い発射音に取り憑かれている。もう2枚羽根の短機関銃は設計しないと思うが、他の人で2枚羽根のフルオートをやっている人はいないようだし何かの参考になればと思い、図面を電子化するつもり。
 
2010年5月29日
 ホームページ全体のファイル構成を見直した。内容はあまり変わっていないが今後充実させる体制はできたように思う。ホームページの作製よりゴム鉄砲の開発にエネルギーを注ぎたいのが本音であるが。
 2001・0501式短機関銃の記事を増やしてみた。最近この銃を撃つのが楽しくてたまらない。性能だけなら最新の銃がいいのだが・・・。いい加減懐古趣味はやめなければ。
 このたびの旧作懐古のきっかけは、フォレストさんが改造なしで引き金を戻すゴムをバネを交換することを始められたのがきっかけである。へたりについてはマイスター氏の理論的な協力が必要だったが、無改造で始められたフォレストさんがいなければバネを採用しなかったと思う。せっせと旧作のゴムをバネに変えるとすっきりした。旧作はゴムの交換がしやすいよう露出していたので見た目の改善が大きい。
 
2010年4月9日
 銃置き場を整理していると、9年前に作った初のセミオート・フルオート切り替えが可能な2001・0501式短機関銃が出てきた。当時の未熟な遅延装置を後年改良してそこそこ使えるようにはなっていたが、引き金を戻すゴムが外部に露出する古い設計で不細工だったので、試しにバネに変えてみた。なかなかいい感じになったのだが、遅延装置がもっと良くなるような気がし始め2週間前から改良を開始、ようやく落ち着いた。
 最近の作品と比べると完全同レベルとはいかないが、連射速度が遅くなり満足。9年越しの再生産を検討している。2枚羽根の甲高い発射音は独特でなかなかいい。
 
2010年1月30日
 引き金を戻すバネについて、マイスター氏の協力でいいものができた。へたりについて理論的な解決ができた。今後は私の製品もバネが主流になると思う。
 連発杯2010も始動する。日本ゴム銃射撃協会3種目総得点ランキングの枠内でやる。独自ルールでは競技の機会が少ないと判断した。ただ連発杯2008のルールで不評だった5発以上装填ルールは撤廃した。しかし連発杯2010も新しい制約を設けて連発銃の命中率・装填しやすさ・装弾数の多さを競えるようにした。私自身がテストしたところ、装弾数は6発から7発で十分だが、もっと高ポイントをねらう腕のある人にとっては装弾数の増加が必要。ソフト・ハード両面の発展に寄与できるとうれしい。以下テスト競技した感想。7連発銃を使用。
 マッチボックスは特に競技固有の問題なし。
 フライシュートは連発杯2010のルールがあるため外したときのことを考えると装弾数が多い方がいい。個人的には7発もあれば十分か。
 コインペンドラムは連発杯2010のルールから考えて私の装填速度では6連発あれば良さそうだった。ただし6発中当たったのは2から3発だった。高得点をねらうには銃の装弾数も増やす必要があるため、腕だけでなく銃の能力向上も求められる。単発銃の昨年の公式競技を例にとると最高位の選手で77点なので77÷3÷3として最低9連発が要求される。単発銃と比較するのは乱暴な話であるし実際には外すこともある。連発銃だとコインの周期と合わせて撃ちにくい問題もある。実際のところ6連発程度で良く当たる銃の方がいいような気もする。
 
2009年12月20日
 引き金を戻す力を得るため今までゴムを使用してきた。ゴムは劣化するため、できるだけ簡単に交換できるよう工夫してきたが、デザイン上支障を来すこともある。最近引き金をバネで引く方法をとるゴム鉄砲メーカーが増えてきたので、各先駆者のアイデアを参考に自分の銃にも試してみた。
 なかなかいい感じではあるが、バネのへたりについて理論立てて理解できていないため本採用には不安がある。バネの太さも田舎のホームセンターではバリエ−ションが少なく安定供給が心配だ。私にとってはもう少しじっくり検証すべきことかも。
 
2009年11月1日
 2006・1130式拳銃の在庫がいよいよなくなってきた。現行の拳銃2種、短機関銃1種からそれぞれ1種に整理しようか迷っている。2006・1130式拳銃よりコンパクトな2008・0120式拳銃のほうが人気があるが、2006・1130式拳銃は一番最初に量産した銃と同じ単純な二枚羽根なので基本形として残したい気がする。しかし種類は絞り込みたいところでもあるし。
 最近は2008・0120式拳銃の機関部を採用する他のメーカーが増えてきている。ハンドメイドの世界では三角が最も多いように感じるが、私の2008・0120式拳銃タイプの2枚羽根がどこまで増えるか。2004年にこのタイプの羽根の開発に成功し歴史が浅いが、良さが作った人しかわからないところが弱点と感じている。加工精度が低くても動きやすくする事に力が入っているので。精度良く作るのに越したことはないが。
 
2009年10月13日
 材料がなくなってきたので困っていた。現在生産中のモデルは4cm幅に切ったシナ合板で作っている。4cm幅にはホームセンターで切ってもらっていたが、上手な人に当たるといいがそうでないとかなり誤差があった。合板自体も安いのはいいが、中に隙間があって詰まっていなかったり、接着が良くなかったりで新しい入手経路を検討していた。ネット通販だとカット代と送料で結構な値段になる。
 5000円以上購入で送料無料カット代無料というところがあったので試しに買ってみた。カット精度は満足いくものであったが、5.5mm厚のシナ合板が3PLYだった。今までは5PLYを使っていたのでお店に訪ねたところ5PLYは国産品は一般的ではなくおそらく海外生産品で反りもひどいのではとのことだった。確かに反りはひどかったが、私の銃はあまり影響を受けない構造なので問題にしていなかった。
 3PLYだと回転部の他の部品と衝突する部分や手で触る部分で、木目に無理のある内部層が欠ける問題がある。結局、以前ラワン合板を使っていた頃のように接着剤を塗って浸透させ補強することにした。3PLYが標準である以上、特殊な材料である5PLYを避けるのが私の選択であった。いつ材料入手が困難になるかわからない田舎者の習慣か。
 
2009年7月21日
 連休にマイスター氏と話をした。短機関銃のデザインについてだが、一般的にはどういうものがイメージにぴったりくるかである。
 ゴム鉄砲のフルオートでよく見かけるのは拳銃と同様の形状でフルオート機構を仕込んだものだが、実銃では非常に少数派である。次にUZIのようにグリップが銃全長の途中にあるものがある。マイスター氏も結構作っている。
 短機関銃というとMP5が思い浮かぶが、一般的なアサルトライフルの短縮版のようなデザインは、ゴム鉄砲愛好家の短機関銃像からはずれているのかもしれない。私の短機関銃は実在の銃に似せることはせず機能優先でやってきたが、グリップや銃床の位置等は一般的なアサルトライフルの配置を意識している。かなり各部の形状は違うが。
 どういった銃が受けるのかはわからないが、拳銃の中にフルオート機構を詰め込む人が多いと言うことは、そういった銃が実銃で少数派であることはあまり関係ないのかもしれない。
 
2009年7月16日
 しばらく更新していなかったが何もしていなかったわけではない。新しいアイデアが浮かんでは失敗して消えを繰り返しながら日常が進んでいる。結局は定番の生産を細々とやるだけだ。
 2006・1112式短機関銃はついに30丁目前に迫っている。初期のものは数千発と撃っているが未だ健在である。堅牢さをねらった単純な構造は一応の成果を上げたと思っている。今回遅延装置を改良した。生産性をわずか上げただけだが少しずつやるしかない。2006・1112式短機関銃を撃ったときの楽しさは何ともいえない。少しずつ刻んで撃っても、一気に全弾撃ちまくっても、振動と共に次々と制御されて撃ち出される感覚はたまらない。
 最近、以前作って譲った古い拳銃の針金製用心鉄を木製に変え、引き金戻し用ゴムを目立たぬようにする改良を行った。特別に加工したものだが、古い設計の銃を現在の技術で改良するといった行為もおもしろく感じた。
 
2009年1月4日
 連発杯2008は結局公式競技世界チャンピオンが獲得したと思われる。今週末まで待って確定したい。やはり名人競技を選ばず。私など単発競技用銃でも及ばない。優勝杯をつくらねば。連発杯2009は連発銃のスピード感ある連射を楽しめるようにしたいと思っているが、2008と同じになるかも。
 今考えているのは基本は公式競技マッチボックスと同じで、事前装填ありの早撃ち。時間計測の方法としては射手がストップウォッチのスタートとストップをトリガーを引く指で押すことにする。事前装弾数10発を超える場合は超える1発あたり1秒加算。ストップウォッチがダイソーで売られていたので1/100秒まで容易に計測可能と思われる。競技がエスカレートするとトリガー隣接のスタートストップスイッチとかになりかねないので誰でも遊べるようなルールにしたい。
 
2008年12月6日
 相変わらず指が治らない。
最近買った100円ショップのゴムが堅く、圧力が上がり気味で短機関銃のセミオート射撃時あまり余裕がない。まあ飛びは鋭いのでいいか。私の使っている風車のような羽根は圧力があがりやすい欠点がある。これが残弾の減ったときにも安定した作動をもたらすので一長一短だが。重い遅延装置が使えるので回転数が抑えられる利点は捨てられないし。並べた標的をなぎ倒すとき真価を発揮する。というわけで短機関銃の動画を更新した。
 フルオートで標的をなぎ倒すのは少し慣れが必要だったがうまくいった。当初はフルオートの動画だけをつなげたがデモなのでセミオートの動画を後からつなげた。フルオートばかりの方がテンポが良かったかも。
 連発杯だが未だ挑戦者現れず。
 
2008年9月28日
 右手の親指は原因がわからないまま一進一退。とりあえず使えないとなるとそれなりに順応してきた。相変わらずペンはしんどい。夜痛みで目が覚めることがある。
 遅延装置の改良型をテストしている。加工行程を削っただけで機能はほとんど変わらない。しばらく使ってみて問題ないようなら採用予定。
 2006・1130式拳銃の今後を迷っている。在庫が少しになったが最近は2008・0120式拳銃ばかり要望がある状態。しかも生産性が意外によい。ただあの羽根は少々めんどい。2006・1130式拳銃の継続生産は考えにくいが、伝統の単純二枚羽根をやめるのは残念であるし、生産性を向上させた新型を投入したいところ。試作早速失敗。
 
2008年9月15日
 右手の親指を8月半ばに痛めて治らない。親指の先の関節を使わなければ痛まないのでゴム鉄砲は無理すれば何とか作れるが、かなり難しい。困ったのはペンがもてないこと。単文は書けるが長文は痛い。箸も変な持ち方になった。重い物は手のひらだけで支えればなんとかなるが。医師からは原因次第では治らないと言われた。ひょっとしたら今手持ちの作品が最後になるかも。
 紐引き機関銃は結局回転弾倉が主流になったようだ。私は物差しに糸つけたような安直さが魅力だと思ったけど。デモンストレーションでやるにはいい銃だとは思うが手元に置いておくものではないかな。装弾数が多いと面倒くさいし
http://www.rubberbandguns.com/Featured_Product.cfm?Product_ID=268
を買える機会があれば買いたいなとは思っている。コレクションとして。以前のように個人輸入に情熱がないのはなぜだろう。
 
2008年9月9日
 ゴム鉄砲での撃ち合いを正確な判定によりできないか考えてみた。はじめにお断りしておかなければならないのは、私はゴム鉄砲を人に向けて撃つことを推奨しているわけではない。理由は現状では安全面で責任が持てないからである。特に巻き上げ式連発銃は推奨以上の弾数を入れると回転部が飛び出す可能性があり危険を伴う。それなりの防具や安全対策を行わないと危険を伴う。やるなら自己責任で。
 なお、別の見方で見ると安全面で問題が無ければ撃ち合いを楽しんでもいいと思っている。できればスポーツチャンバラのような遊びができたらいいなとは思っている。人に向けて撃つのが道徳に反しているとかそういうつもりはない。子供の時銀玉鉄砲で誰しも撃ち合いをしたり新聞紙の刀でチャンバラをしたと思うが(古すぎるか・・・)こういう経験は良い思い出になると思っている。
 本題に戻ると、ゴム鉄砲で撃ち合いを正確に審判するのは難しい。威力が低いので命中しても痛みが少ない。当たったかどうかわかりにくい。射程距離が短いので接近戦になり接触による怪我等の問題もある。
 そこで考えたのが、一つ目はお互い共通規格の遮蔽物に隠れて撃ち合いを行い、接触を防ぐため境界線を設けることである。
 
   /\
−−−−−−−−境界線
−−−−−−−−境界線
   \/
 
 上から見ると図のようになる。斜め線がバリケード。このバリケードだと敵に身をさらす限りはいつでも攻撃できるため膠着状態になりにくいと考えている。
 二つ目は、天井等からカメラで撮影し判定する方法。最近のデジタルビデオカメラは非常に安価な物があるので利用できそうに思っている。当たった当たっていないで、もめたときは、カメラ判定を求め、三回求めた側に誤りがあれば負けとかにすればどうだろう。審判がいればなおいいかも知れない。
 
2008年8月14日
 公開した図面が原寸大で印刷できない。原因不明。今自分の中ではやはり外力式機関銃は性に合わないという気持ち。電動でも手動でも、弾の力以外がないとフルオートで撃てないのはどうもやりにくい。2006・1112式短機関銃の量産に励む。
 
2008年8月9日
 旧式ではあるが2002・0318式改短機関銃の図面を公開した。図面だけでは作りにくいかも知れないが現行のグリップとフレームを分離したタイプよりは位置合わせ等まだ楽だと思う。グリップフレームに切り出しは面倒だが。機関部の一部等を2006・1112式短機関銃のものに換装してあるので性能は向上していると思う。
 
2008年8月9日
 紐引き機関銃を試作し、すっかり夢中になっていたが、2週間くらいしか持たなかった。簡単に連発できるが、銃らしくしようとすると急に難しくなる。物差しに紐を付けて遊ぶ分にはいいが。銃らしくしようとして構造が複雑になると簡単という利点が無くなるし装弾の面倒さなど欠点が気になるし。結局夢から覚めたかのように2006・1112式短機関銃の量産に励むことになった。
 
2008年3月30日
 連発ゴム鉄砲の設計あれこれ(2)として使いやすい2枚羽根のアイデアを掲載してみた。作り込むうちに誰でも思いつくことかも知れないが参考まで。
 
2008年2月17日
 昨年は連発銃向き競技とかいろいろ提案したがうまくいかなかった。今年は考え方を変えて、日本ゴム銃射撃協会3種目総得点ランキングに連発銃で挑戦した方の中から、KEROKERO火器商会の定める条件を満たした最上位の方を僭越ながら顕彰させていただくことにした。黎明期には、リカバリーショットが銃を動かさずにできる連発銃が有利と私は思っていたが、高性能単発銃に全く歯が立たず、連発銃で遊べる場を提案できればと思っていた。よく考えてみると例えばアサルトライフルがボルトアクションの狙撃銃と勝負しているようなものだったので、割り切ってアサルトライフルの中で遊んでみようという発想である。優勝杯のデザインはほぼ決まったのであとは絵柄を検討中。他人に贈呈する以上乾杯しても安全なものにしたい。
 
2008年2月11日
 昨日は大阪の射撃大会に参加した。もともと射撃用に作っていない上、コンパクトな新型拳銃しか持ち合わせていなかったがついつい競技に参加してしまった。結果は予想通りだった。そういえば昨昨日は祭りでコルク銃を撃ち、何も落とせず500円で飴一個おまけでもらう結果だった。競技はともかくとしていろいろな方に会えてたくさんの銃を見て勉強になった。懇親会の後新幹線でビールを飲み地元へ帰り、また飲みに出てしまった。
 
2008年2月3日
 新作の拳銃は快調に作動し問題が無くなった。コンパクトで意外とローコストに収まりありがたい。近々HPに取り上げたい。当商会も初の連発銃量産からこの2月11日で10年になる。少しずつ進歩してきたつもりだがどんなものだろう。連発ゴム鉄砲の設計についてまとめてみたので参考にしていただけると幸い。
 
2008年1月27日
 新作の拳銃は4丁作ったところでトラブル発生。まあ目をつむることができないこともないがというレベル。ただし改善策は思いつかず困っていたが昨日なんとか改善した。しばらく使ってみないとうまくいくかどうかわからないが今のところは調子が良い。4丁とも羽根を作り直す羽目になったが。しかしコンパクトなモデルは持ち運びが楽で良い。
 
2008年1月20日
 今年の初仕事として小型で量産向きの拳銃を開発した。設計に取りかかって試作を2丁結局10日ほどかかってしまった。構造は2004・1031式拳銃の改良版である。フレームとグリップを別パーツにして量産効率を上げるため、新規にコンパクトな機関部を設計した。始めは3cm系の羽根でコンパクト化をねらったが、4cm系の方がトリガーを遠ざけることができ結果的に有利と判断。試作ではトリガーのストロークが足りずバーストしたりしたがやっと量産にたどり着いた。試作品は強度テストのために破壊した。全長17.5cmで持ち運びやすく、それでも従来の拳銃並の銃身長を確保している。
 
2007年10月20日
 連発銃向き競技について、完全に日本ゴム銃射撃協会マッチボックスの設備を流用するものに変更した。実験の結果、標的を10個持っていれば楽しめるものになったと思う。あとタイマーが必要であるが100円ショップで簡単に手に入る。
 
2007年10月14日
 短機関銃の動画拳銃の動画を新たに撮影した。カメラは相変わらずの携帯電話。それにしても携帯電話でそこそこの動画が撮れるのは便利。AVIに変換してから編集しているので画質が落ちるがとりあえず我慢している。今日新しい携帯を買ってあとで気がついたが、サブディスプレイがない。これでは動画撮影がしにくいので当面以前の携帯を撮影用に使うことにした。
 
2007年10月13日
 現行銃を一気に改良した。改良点は用心鉄、トリガーガードである。今まで生産性と耐久性を求めて針金を使ってきたが、見栄えが悪すぎるとの指摘が各方面からあった。創業時のように木製に戻すことを検討してきたが、グリップとの接合に苦慮していた。また以前の木製用心鉄は一体成型品で特別な材料が必要なため手が出しにくかった。今回採用したものは拳銃用は2ピースに分けた部品を接合した物で、短機関銃用共グリップには爪楊枝を繋ぎに入れて接合している。強度は意外とあるようでまずまず。できれば丁寧に扱って欲しいが。
 
2007年8月7日
 私にとってフルオートの銃は特別なものだった。開発にかけるコストは度外視、量産コストも同様だった。そんなことをしているうちに後発のマイスター氏に大量生産されてしまった。されても平気だった。いいものは手間がかかると考えていたが、現行の2006・1112式短機関銃ではこれまでのこだわりを捨て徹底的に基本性能に関係ない部分のコストを削減した。いま我が手にある2006・1112式短機関銃を使っているとこれまでの経緯が伝わってくるようで感慨深い。話は変わるが甥が日本ゴム銃射撃協会に入りたがっている。叔父は手を貸さない。自分でがんばれ。
 
2007年8月5日
 しばらく連発銃向き競技の策定に必死だったが、とりあえず急いでやることはやった。あとは時間をかけて多くの人に受け入れられればよし、受け入れられなければ消えるのもよしといった状況。こう暑いと銃を作る気がなくなる。昨日の夜もクーラーの効いた部屋で機関銃を撃ちまくっただけ。使い込んでくると亜麻仁油で塗装しただけでも色に深みが出てきたような錯覚を起こす。現在我が商会の製品は2機種まで絞り込んでいる。どちらも今までの技術の集大成で枯れたアイデアで作っている。このまま安定して新規開発をしないというわけでもないが、今の製品を大きく超えるものはなかなか思いつかない。機関銃の回転速度はこれ以上落としても仕方ないところまできているし。
 
2007年7月15日
 今まで競技についてあまり考えてこなかった。ゴム銃のページの競技はよく考えられているが連発ゴム鉄砲の出番はない。昨今の単発競技銃は非常にレベルが高く、弾を込めずに同時スタートした連発銃より毎分発射速度は多いと思われる。しかし、連発銃は装弾に時間がかかっても発射時には連射できる特徴がある。実銃でも自動小銃の強みは撃つべき時により多くの弾を撃てることにあるらしい。そこで連発銃向きの競技規約を作ってみた。あくまで提案であるが。単発銃との共存を考えたが、単発銃はゴム銃のページの競技がすでに普及しているので連発銃に特化した。詰めが甘いのでご指摘いただくとありがたい。施設の共用をねらい多くの規格についてゴム銃のページに準拠する方法をとった。ゴム銃のページハンター氏の功績に感謝。
 
2007年6月24日
 最近巻き上げ式機関銃の実銃同様のセレクターが相次いで開発されている。操作性が良さそうで何より見栄えがいい。今のところ追随は考えていないが、研究はしておこうかと思っている。実銃の構造はパワーのないゴム鉄砲では難しいと思っていたが、実現しているのだから驚いた。そろそろ拳銃の在庫が底をつく。また作らなければ。単純な連発ゴム鉄砲で遊ぶのもそれなりの楽しさがある。
 
2007年5月26日
 今頃になって3月に作った試作銃を掲載した。思ったよりもサイズが大きくなったので製品化は見合わせている。まあ実銃でも拳銃型の機関銃はあまり作られていないし。
 
2007年2月25日
 花粉症がひどい。ここまで順調に2006・1112式短機関銃2006・1130式拳銃の生産に励んできたが、正直仕事に行くのもつらい。ゴム鉄砲作りは無理。在庫はまずまずあるが。それにしても2006・1112式短機関銃はここまで順調に生産できありがたい。巻き上げ式の機関銃をはじめて開発に成功したとき、発射音をマイスター氏に真っ先に電話で聞かせた。その音を聞いただけでマイスター氏も開発してきた。その後はこちらは保存用と常用の各型2〜3丁程度しか作らず。マイスター氏は一気に量産体制を敷き、各所に配布し、その名声を高めてきた。こちらが量産体制を本格的に固めたのはやっと2006・0401式短機関銃からである。その後2006・1112式短機関銃が主力となり、すでに相当数の生産が行われている。今後も供給体制を強化したい。
 
2007年1月8日
 新型主力拳銃、2006・1130式拳銃を公開した。従来の2002・1216式拳銃と比べると構造はほとんど変わっていない。引き金を戻すゴムを内蔵型にしたので多少は見栄えが良くなったと思う。正月にマイスター氏と久しぶりに会った。相変わらずゴム鉄砲の開発に意欲的。去年の末にホローポイント氏の掲示板で話題になった新型マシンガンを見てきた。64連発は凄まじい威力だった。細部の作り込みはこれからかもしれないが将来有望な銃だった。自分で撃ってみての感想としては、電動化とかはなかなか難しいと感じた。やはり実物を見てさわってみると想像と違う部分が多い。
 
2006年12月2日
 今日も新型主力拳銃を2丁作った。ちょっと昔を懐かしんで初代セミフル切り替え短機関銃で遊んでみた。近代化改修でかなり回転を押さえているのでそれなりには使えるが命中率は悪い。当時は主に一枚板からフレームを一体成形していたので恐ろしく手間がかかっている。やはり5年の年月は大きい。
 
2006年11月26日
 今日は天気も悪いので最小限の買い物の後一日家にこもって2006・1112式短機関銃の量産と拳銃の生産。4丁機関銃を作っているがめんどくさい。現在使っている工具は、錐とオルファカッター替え刃鋸と小刀。その気になれば1000円でおつりが来るような設備である。正直、切断、穴明け、バリ取り、すべてしんどい。これを工具に置き換えると、電動鋸、電動ドリル、ベルトサンダーとなるのかもしれないが、今まで安物買いの銭失い、買った電動工具で今も使っているものは無し。拳銃は久々の主力拳銃更新予定。
 
2006年11月23日
 結局12連発の2006・1112式短機関銃を作ってしまった。やはりフルオートで少しでも長く撃つ魅力にはかなわなかった。以前の作品の改良版ではあるが今まで蓄積された技術をつぎ込んだ。マイスター氏の銃とは別の良さを出せたと思っている。おそらく巻き上げ式機関銃の中ではもっとも回転数の遅い制御しやすい銃になっていると思う。また残弾が少なくても安定して撃てる。動画を見てほしい。
 
2006年9月24日
 2枚羽根でマシンガンを作ると、遅延装置に割り当てられるスペースが限られる。遅延装置がないとフルオートでは一瞬で弾が出て、実用にならない。今生産している2006・0401式短機関銃は、それなりにうまくいったと思っている。遅延装置の滑り改善のためワッシャーを入れてから見違えるほど安定した。かなり弱いゴムでも作動する。
 
2006年9月20日
 2006・0401式短機関銃は、遅延装置を解放しながら弾を装填する。慣れるとどうということもないが手間はかかる。ただ、この構造故に遅延装置は大きく動き、比較的軽量の遅延装置であるにもかかわらず、フルオートでも慣れると2発以下で刻んで撃つことができる。しかも2枚羽根という原始的な構造でフルオートを組み込むことに成功している。できの悪い遅延装置は弾の残りが少なくなると急激に回転が落ちたりする。その点はこの銃はいい。まあ万能は難しい。
 
2006年9月17日
 今に至るまで久しくHPを更新しなかった。2006・0401式短機関銃は実は完成後かなりの数が作られた。欠点もわかり改善しての繰り返しで、ようやく落ち着いてきた。塗装は亜麻仁油を採用。
 この銃の開発を期に、12連発の短機関銃の生産をやめた。4枚羽根はマイスター氏がいいものを作っているし、他に誰も作っていない2枚羽根の機関銃に打ち込むことにした。やっと比較的手軽に作れるマシンガンになったと思う。
 
2006年4月2日
 気がつくとずいぶんHPを更新していなかった。結局量産短機関銃はさらに生産性がよいものになった。装弾数は7発に絞ったけれどフルオートの楽しさは伝わると思う。最近ましなラワン合板が手に入りにくくシナ合板に切り替えた。木目が綺麗。塗料もマイスター氏の指摘を受けオリーブ油から紅花油に変更。オリーブ油は永久に乾かないらしい。
 
2005年11月11日
 結局は針金用心鉄の量産短機関銃を生産し始めた。かなり開発に時間をかけたが今後長く生産されるものになって欲しい。
 
2005年11月5日
 とうとう更新に1年以上かかってしまった。試作は行っているがなかなか量産にうつれない。短機関銃についてはコストダウンをねらっていたが針金用心金のあまりの受けの悪さと接着行程の増加による精度保持が面倒になって路線を変えることを考えている。結局以前同様13cm幅のラワン合板を切り抜いてフレームとグリップを一体で作る方向で再検討している。半端な切れ端が多くなるのはいやなのだが。マイスター氏のようにグリップとフレームを接合すればいいのだがあれはセメンダインでは強度に不安がある。木工用ボンドはタフだが水気に弱いようだ。
 
2004年11月3日
 新作がすでに完成した。早くHPで公開したいが塗装用オイル切れで作業が進まない。今回の開発テーマは小型化。今までと同じ有効銃身長で全長を17.5cmまで縮めることに成功した。マイスター氏の全長17cmにほぼ追いついた。2枚羽根である。4枚羽根を使うと比較的簡単であるが引き金を引いたときに羽が前傾する角度が十分とりづらく、変わった形の2枚羽根を採用している。機関銃開発中に考え出されたアイデアを使用している。
 私はマイスター氏のコンパクトな銃を見るのが嫌いだった。2枚羽では追いつけないと思っていたので目障りですらあった。それほどあの銃はコンパクトにまとまっている。正直小型化路線で勝負はあきらめていた。やっと我が銃と並べてみることが出来る。
 
2004年10月20日
 いったい何日ぶりの更新だろう。構想試作から半年以上、短機関銃を改良した。操作面でかなり良くなったと思う。この技術は他社の遅延装置にも応用可能と思われる。そろそろ新作を作らねば。すでに設計8割終了。
 
2004年1月17日
 今週は出張があってゴム鉄砲に時間が割けなかった。出張中ホテルでゴキブリ発見。迷わずゴム鉄砲発射。朦朧としているゴキブリを始末した。
 話は変わるけどやっとリンク更新。オッグクラフト追加。本当はもっと早くリンクすべきであった。このHPの作品は本当にすばらしい。一番すばらしいのはオリジナリティあふれる銃だからである。
 
2004年1月11日
 更新を1年以上さぼってしまった。昨年は自転車に力を入れたり、目の持病の悪化があったり、まあ言い訳ばかりである。2002・1216式拳銃の公開もとうとう1年遅れとなってしまった。今年は少々ゴム鉄砲をがんばりたい。目標は気軽に他人にあげることのできる低コストである。性能を維持して。
 
2002年12月20日
 新製品である2002・1216式拳銃、量産開始している。徹底的に量産性を追求。かっこわるいからコストダウンしないというのは言い訳とばかりにデザインを見直した。ある意味誰でもコピーしやすい銃だと思う。画期的構造はないが、単純そのものの銃に仕上がったと思っている。近日中に公開しようと思っている。
 
2002年11月24日
 昨夜「THIRDゴム銃工房」のマイスター氏と電話でゴム銃談義。共通の話題になったのは、機関銃を作るメーカーが他にほとんど現れないのはなぜかと言うこと。思いあたったのは、1.機関銃の割に装弾数が少ない、2.作るのに手間がかかる、3.興味がない、といったところか。1は仕方ないとして、2はもっと複雑な銃を作っている人がいるし、3が濃厚か・・・。もっとも展示会では受けるらしいから何ともいえないが。
 今日家の中に蝿が入ってしまった。3mmほどで、機関銃で撃ち落とそうとしたがなかなか当たらない。止まらずに目の前をひょいひょいよけてくれる。とうとう108発発射した後止まっているのを発見。あわてて込めた1発が当たった。あっけないものだ。
 
2002年11月23日
 新型ゴム鉄砲を開発するつもりが買い物で一日つぶれて何もできなかった。家に帰って広くなった部屋で機関銃を撃って拳銃を撃ってしていると、新製品の設計の欠陥が明らかになってきた。やはり以前作った作品はその当時総力を挙げて作っているので、それ以上の物を作るのは難しい。
 そう思っているうちに、ワインを飲みながら機関銃でばりばり撃ちまくっていると、新製品の開発をやる気がなくなってしまった。とりあえず現行品の製作を再開するか。
 
2002年11月21日
 早速新製品の設計に取りかかった。量産性を重視して性能を落とさず、そのかわり質感とか美感を全く無視するつもり。もっとも今までもあまり美しさを考えていないが。一番設計で悩んでいた用心金にめどがついたので、機関部もさっさと設計終了。コストのためには用心金なんか止めたらいいのだが、これだけは何とかしたいのが本音。ただの自己満足であるが、これがないとどうも満足できない。今週末にはプロトタイプ完成か?!。
 
2002年11月20日
 やっと引っ越しが終わった。人間の家もHPも。新しい家は広くはなったが、まだ荷物の整理がつかないため工場再開とは行かない。引っ越してみるとゴム鉄砲関係だけで段ボール箱5箱もあった。うれしい悲鳴である。人からいただいた銃が、いつの間にかかなり増えていた。有効に活用させて頂かねば。どこかに常設場を設けたいところだ。
 
2002年8月8日
 すっかりひとりごとを更新しなくなって久しい。実は引っ越しを控えて工場を閉鎖した。再開は来年になりそう。最近は自転車に乗ってばかりでゴム鉄砲に時間をかけていない。しかし走れる時に走っておかないと。夏は家にできるだけこもりたくない。ゴム鉄砲を再開するときには新モデルを考えたい。ただデザインだけの新モデルとかはやりたくない。国産大手自動車メーカーのようなことはしたくない。バリエーションを広げるのは理由がないとだめだ。今のモデルをしっかり改良しながら続けないと。
 
2002年5月7日
 やっと新型短機関銃を公開。連休に里帰りしてゴム鉄砲のことで話し込んだ。機関銃の遅延装置はやはり単純にV字型の切り込みを入れるだけでは死点から逃れられないという話になった。精度で逃げるのは無理というか湿度の変化などで動かなくなる。以外と湿度の影響は大きい。一般的にうまく動いている銃もただゴムの勢いで死点を誤魔化しているにすぎない場合がある。
 一発だけ装填して何回か巻き上げ、その後銃を横にしてゆっくり死点に嵌るよう羽を回してやると止まりやすい。なぜ銃を横にするかというと遅延装置がフレームとすれて抵抗が増えるからである。あるいはゴムを2本つなげてわざとゴムの力を弱くするとよい。ここまでやっても動く銃を作るために何日かかってでも改良していかなければと思っている。そして一応目標に近づいたと思っている。おもちゃにそこまで必要がないと言ってしまえばそれまでであるが。
 死点がどこで何なのかがわかりにくいのでそのうち文章にまとめてみたいと思っている。
 
2002年3月18日
 ようやく安定して撃てる新型短機関銃を完成した。たいていのゴムでまずまずの性能を実現してほしいという思いは一応達成された。羽はついに4枚を本格採用、強制的にゴムの剥離を行うことにより、質の悪いゴムでもある程度対応できた。2枚羽根ではどうしても克服できない問題があったのでついに4枚羽根の採用である。今後写真掲載予定。外観的にはあまり変わっていないのでおもしろくないと思う。
 動画のとれるデジカメeggyを安価に仕入れたので今後楽しみ。
 
2002年3月11日
 最近悩んでいる。連発するため多数巻き上げたゴムがひっつくことである。調子が悪いと最後の2、3発がでたらめに飛ぶ。もう2週間以上考えこんでいる。作った改良羽は10個ほど・・・。未だ解決できず。新しいゴムを使うとうまくいくのでゴムが悪いのかもしれないが相当悪いゴムでも一応撃てないと気に入らない。命中精度以前にまともに確実に発射できる、これを実現しないことには。
 
2002年2月24日
 昨日大阪支部の射撃大会に参加。練習不足でやむ終えない成績だった。前日まで銃の生産に追われていては仕方がない。大阪の方々の競技運営に感謝。HP大幅更新。機関銃開発史をまとめてみた。
 
2002年2月23日
 どうにかHP更新。近日中に失敗作試作品も展示予定。あまりデザイン的に代わり映えしないけど性能、耐久性ともに向上した2002・0218式短機関銃を今後量産していくつもり。
 
2002年2月20日
 前回書いたひとりごとから、更新する時間を惜しんで短機関銃の開発を続けた。結局オリジナル4枚羽はテスト中に破損し、やむなくマイスター氏と同じ四角羽根を試作。まずまず満足したものの、結局2枚羽根に戻ることを決断した。四枚羽根、四角羽の試作は無駄ではなかった。鉄ナットで重量化した遅延装置を試したら、死点をほぼ克服した我が遅延装置は残弾が少ない低圧でもそこそこ動いてくれた。どうやら死点が問題になってマイスター氏の機関銃は残弾の少ない低圧時回転が落ちていたようだ。この話をマイスター氏にするとやはり改善ができたらしい。結局四枚羽根、四角羽の試作で培われた技術を2枚羽根に生かすのが最適と思われる。
 コストはかかったが、14発装填時の高圧でもフルオートで2点射が可能なコントロール性のよい銃ができた。近日公開。来週日曜日の大阪射撃大会でデビューの予定。
 
2002年2月7日
 さらなる新作機関銃を研究して数日がたつ。今回はコストダウンがテーマ。ついに4枚羽を導入して弾倉の簡素化を図った。2枚羽根で12発装填しようとすると羽とフレームの間に大きな間隔が必要でそのため板を重ね合わせて羽とフレームの間の間隔を確保してきた。しかしこのままでは四角羽根のマイスター氏にコスト面で太刀打ちできなくなりそうだったので思い切って4枚羽根を導入した。マイスター氏の四角羽根は良くできている部分もあるので長所を取り入れ、通常の四枚羽根の特性もできるだけ再現したつもりだ。 遅延装置はマイスター氏の方式より相当でたらめに作っても正常作動するようにした。新型遅延装置が出来なければ全く四枚羽根などやる気はなかったけれども今年に入ってからのアイデアでいいものが出来た。マイスター氏の製品はすっきりしているがきっちりした理論の裏付けがあって造れるものである。決して簡単にコピーは出来ない。というか理論がわかっていればなおさらコピーは手が出せない。遅延装置がその際足るものであるが、ここで説明してもわかりにくいのでいずれ解説を試みたい。見かけではわからない苦労があるものである。
 私の新作は近日公開予定。コピーしやすいものを作りたいと思っているけど。
 
2002年1月22日
 正月明けから設計に励んだ新短機関銃がやっと完成した。とりあえずほっとした。今までの2001・0501式短機関銃1999・0128式短機関銃の延長線上だったので今回はどうしてもフルセミ切り替え式として最初から設計したかった。発想の転換が利いた。従来2枚羽根では困難と思われていたことが出来た。
 
2002年1月5日
 年末年始は久しぶりに再会したマイスター氏と激しい撃ち合いになった。その後ゴム鉄砲を作ったことのある人間しかわからないようなどうでもいいようなマニアな話を延々・・・。やはりメールで話を流すより直接対話の成果は大きい?!。
 初めて現物を見たマイスター氏の機関銃は構造には目新しさがないものの完成度は高く、特に回転数をうまく抑えていて撃ちやすかった。弾幕を長時間維持できる強みがある。セミオートは本人の談話によると不完全で原因が私が半年間悩んでいたことと同じだったので驚いた。当然彼も改善法は知っているが板の規格等変更をためらうものがあるようだ。
 マイスター氏の銃を見てまた新しい構想がといいたいところであるが、とりあえずは既存品の量産に励まねば。なお今回のムービーの更新はマイスター氏の協力によるものである。感謝。
 
2001年12月24日
 工場の整理を行った。今年は操業終了。以前からの念願だったセミオート、フルオート切り替え式短機関銃が完成したのが、今年一番の収穫だった。これもインターネットを通じての刺激によるものだと思う。来年もゴム鉄砲好き同士影響しあい発展していくことができればと思う。製造は終了したものの本日訓練のため200発程度発射。異常なし。来年早々には南九州に持っていくために短機関銃2丁を完成させねば。
 
2001年12月15日
 以前から検討していたダイソー対抗低価格ゴム鉄砲が12月13日に完成した。フレームとグリップの一体形成をやめ、あらかじめDIYショップに棒状に加工してもらったラワン材を切って貼り付ける方法にした。全長がやや大きくなったものの懸念された強度は破壊検査でも上々だった。ただし銃を足で押さえて片手で装填するというテストで操作性に難があることがわかった。このままでは世に出せない。現行の1998・1104式拳銃の生産を継続することになりそうだ。
 あらためて1998・1104式拳銃を設計したときに十分検証して作ったことを思い出した。しかし3年以上酷使している銃もあるけど、まだまだ大丈夫。さらなる信頼性アップのため回転部の軸を真鍮製にし、軸受けの蓋を若干大きくして強度向上のマイナーチェンジを計るつもり。先ほどテストの話を書いたけれど、機関部の信頼性確認のためゴムを2本連結した弾を1本だけ使い、わざと低圧で作動させるテストも行っている。これは機関銃にはつらい。当然現在の私の作品はクリアーできるが。
 
2001年12月9日
 二日間ほとんどゴム鉄砲の制作に励んでしまった。5月から年末までかかったものの、やっとセミフル切り替え式短機関銃の改修が終わった。これで2000発撃っても3000発撃ってもバースト事故は防げるだろう。やっぱりもの作りは精度を上げる改良よりアイデアで改良しないと。特におもちゃはどんな手荒な使われ方をするかわからないし、木でできている以上、摩耗したら作動しないような精密さだといけないと、つくづく感じた。
 
2001年12月2日
 寒くなってきたけど、自転車をやめるわけにはいかない。健康診断であらゆる項目が悪化していた。飲み過ぎと運動不足。福山に引っ越してから自転車に乗る回数が減ったのが原因のようだ。そうはいってもゴム鉄砲もやらねば。フル・セミ切り替え式短機関銃は完成したと思っていたが、2000発ほど使用して最悪の条件で引き金を引くとまたセミオート時バーストした。ついに根本的解決を図るためフレームを変更した。今度は試験実績がある方法なのでうまくいきそうだ。作り出すと色々アイデアが浮かんでくる。低コスト機関銃のめどが立つかも。
 
2001年10月14日
 いつかは発売されるのではと、おもちゃコーナーを見ていた。ついにこの日が来た。100円ショップダイソーについに12連発ゴム鉄砲が並んでしまった。色々理屈は言えてもコストパフォーマンスには勝てない。いいわけにしかならない事は言うのはやめにしたい。
 誰にでも(特に子供)遊んでもらえることを目標に連発ゴム鉄砲を作ってきた私の目標は終わったのかも知れない。ダイソーと勝負するのは仮想目標ではあったが、やはり手強かった。ダイソーの売れ行きをしばし見守りたい。
 
2001年9月2日
 今日も朝からビールを飲んだ。ここしばらく連日飲んで疲れた。そろそろ疲れたとばかり言っていないでゴム鉄砲を作らねば。ゴム銃掲示板では多くの方がせっせと猛暑の中ゴム鉄砲作りに励んでいるというのに盛り上げることも出来ず申し訳ない。
 この夏につくったものと言えば、ゴム動力の船くらいか。といっても盆休みに親族一同で海に行ったとき、兄弟恒例の海岸漂着物のみで作る帆船レースに変わって、輪ゴムのみ持参海岸漂着物のみで作った外輪船である。構造は至って簡単。海岸に流れ着いた木片をボート様に削りその後ろにY字型の木の枝を輪ゴムでくくり、Y字の又の部分に外輪となる木片を固定した輪ゴムをパチンコのように取り付けるだけである。ぱたぱたといった感じで進んでいくが海ではちょっと厳しい。新たにスクリュープロペラを簡単に実現する方法を思いついたので来年の夏は試してみたいと思っている。私はどうやら子供の精神年齢のまま頭の成長が止まっているようである。
 
2001年7月4日
 秋に向けてついに新作を作ろうと思う。テーマは「連発ゴム鉄砲ファンのすそ野拡大」。徹底的な生産合理化と単純化で究極のコストダウンを目指すつもり。命中率と信頼性は維持したいが、それ以外は、特に見栄えは最低限にする。よほどでないと駄作になりかねないのでよく設計したい。だいぶめどは立っているが。
 
2001年6月10日
 暑い。製作意欲は限りなく0に近づいている。こんな季節は晴れたら外で自転車に乗り雨ならゴム鉄砲作りといきたいところだが。現実は手持ちの連発ゴム鉄砲をドライバーで分解、蝋を可動部に塗ったりしながらコーヒーを飲んでいる。琵琶湖一周自転車ツーリングに備えて走り込まねばいけないというのに。
 
2001年5月23日
 中国の自転車を買おうかと思っていた矢先、以前発注したハンドメイドの自転車のフレームができあがってきた。私が東京町田のビルダーと巡り会えたのは偶然花粉症の治療のため行った病院に、それまで見たことのなかった小学館のサライが置いてあって、他に見るものがなく見てみたのがきっかけだった。当時自転車に全く興味のなかった私の問い合わせに熱く語る、実は業界では高名なビルダー氏、すっかりその気になって買ったのが始まりだった。いろいろあったけど、人に語ってその気にさせる、製品と経験に惹かれるのだろう。私のゴム鉄砲も少しはそうありたい。
 
2001年5月20日
 機関銃の開発もちょっと落ち着いてきた。今のところ不安定な部分はない。快調に発射できる。ここしばらく開発ばかりでゆっくり楽しむこともなかったのでありがたい。少し気分転換と運動不足解消にまた自転車に乗ろうと思う。最近手に入れたいのが中国の国民的自転車「鳳凰号」。中国でも減ってきているらしいが機会があれば手に入れたい。アフリカ一周を達成した偉大?な自転車だが、ぱっと見蕎麦屋さんの出前自転車である。だが鳳凰号は古いイギリスのツーリング車が化石のように生き残っている物らしいのでやはり手に入れたい。入手先がわからないのが残念。はじめは色々壊れるらしいが、一通り壊れるとあとは全然壊れないらしい。やっぱりゴム鉄砲も自転車も単純が一番か。
 
2001年5月15日
 2001・0501式短機関銃が、またしても忌まわしいバーストをセミオート時に起こしてしまい、根本的に見直した。ついでに一部補強も。外観的にはわからないが改良点がある。一応20発以上にも対応できるような構造にしたつもり。
 バーストの原因は14発のゴムの圧力をトリガーにかかった指で受けていると、発射された瞬間、ゴムの圧力がなくなる分指がトリガーを引く格好になり次弾発射と言うサイクルになったわけである。多弾装填したときしか発生しないトラブルだが今は安心して撃てるようになった。
 改良方法としては精度を高めるか設計し直すかだが、精度に頼ると量産に向かないし部品の摩耗にも弱くなる。フルオート多弾装填では予想以上に部品が摩耗する。今回は設計のやり直しで対応した。昨日やっと完成。3丁に組み込み異常なし。
 
2001年5月9日
 昨日、新作2001・0501式短機関銃のテスト射撃を行った。耐久性を調べるため600発を目指して開始。結局時間切れで200発ほどで終わった。調子はよい。1999・0128式短機関銃から2年以上たってやっとフル・セミオート切り替え式が実用化したと思うと感無量。常用する予定の銃にオリーブオイルを塗って乾燥させて蜜蝋を最後に塗った。こうすると時間が経つと油が酸化するせいか、はたまた紫外線のせいかだんだん色に深みが出てくる(気のせいかも?)。この塗装の方法はある雑誌で見た方法で、子供が口に入れても安全な方法として紹介されていた。出来れば材料のラワン合板も防腐剤を使っていない物にしたいものだが、東急ハンズぐらいでしか市販しているのを見たことがない。残念。
 
2001年5月5日
 この連休は好きな自転車にも乗らずゴム鉄砲三昧だった。天気がすぐれなかったとはいえ体に悪そう。息抜きと言えば中国地方最大の湿原「鯉ヶ窪湿原」に行ったくらい。早くも虫が飛び回ってまとわりついてきた。ゴム鉄砲は持っていなかったので撃つこともできず。
 新開発の2001・0501式銃短機関は2丁目をつくってみると設計上の問題が出て克服するのに時間がかかった。快調にフルオート・セミオートとも撃てる。今度は2脚つき軽機関銃を30連発ぐらいでつくろうか。そろそろ回転式の装弾数は限界のような気もするけど。
 
2001年5月1日
 土曜日についにアメリカ製M−16ゴム鉄砲が送られてきた。やっぱり長物は撃ちやすい。回転部が12枚羽根もあるので発射する羽根としない羽根の差が小さすぎて遅発が発生したりする。アメリカっぽいと言うかなんというか・・・。しかしあの強力荷造り用ゴムを発射するのに3秒ぐらい遅れて発射はちょっとこわい。
 かねてから研究中だったフル・セミオート切り替え式短機関銃の開発を一応完了した。結局以前からつくっているフルオート専用短機関銃を改良することで落ち着いた。他の方法も試したけど、回転を遅くする遅延装置(ただ単純に回転部を解放すると一瞬で全弾撃ち尽くしてしまうのを防ぐ部品)を小さくするとどうしても羽根と遅延装置のある角度で死点が発生する。つまり引っかかりやすくなる。実用上は問題なかったけどどうしてもいやだったので、実績のあるフルオート専用短機関銃の改良を選んだ。銃床を付けてみたけど結構撃ちやすい。
 
2001年4月22日
 今日、セミ・フルオート切り替え式短機関銃の試作をした。まずまずの出来映え。量産品にはショルダーストックを付けようと思う。あまり重要でない部品は練習がてら電動糸鋸でつくったけど、やはり難しい。近所のホビーショップで電池駆動の電動糸鋸とボール盤を売っていた。2900円と安い。騒音や使用目的を考えるとこちらの方が良かったかも知れない。
 
2001年4月21日
 アメリカに注文したM−16のrubber band gunがなかなか来ない。shippingと書いてあったので船でぼちぼち送ってきているのだろう。注文するときに「私は英語が得意ではない」と書いて送ると「私の日本語よりはあなたの英語の方がましだ」などと冗談を送ってきた。アメリカ人は面白い。
 以前アメリカに行ったとき一応おもちゃの鉄砲を探したけど日本と違いおもちゃ屋にはほとんどなかった。探す場所が違うのかな。
 最近「白い風」のボーイ氏が南部十四年のゴム鉄砲をつくったけどなかなか良くできた物で南部14年式を知っている誰が見てもわかる出来映え。私が買ったベビー南部をボーイ氏に見せたいけどなかなかHPの本格更新が出来ない。
 
2001年4月14日
 昨日から今日にかけて2丁生産。久しぶりにつくると、なかなか生産の調子が出なかった。銃そのものは快調に7連射。近々納品予定。1丁はすでに私にゴム鉄砲をくださった方へ発送済み。ついでに「現在の製品」の現在生産中止のアナウンスを削除した。うーん2丁つくっても結構飽きが来る。プロフェッショナルな人は毎日つくるのだろうからやはりすごい。すっかり飽きた。あんな粗末な物でも。けど明日には生産意欲回復かな。
 製造直後の銃は発射時に部品の間に入り込んだ木の粉が飛んで煙が上がるのがおもしろい。
 1998・1104式拳銃ついに累計16丁生産。ゴム鉄砲職人生産全累計30丁突破。すべて連発。
 
2001年4月11日
 引っ越ししてから少し落ち着いた。ヘンリーフォードのアマ・プロ論というのを新聞で読んだ。「簡単なことを難しくやるのはアマチュアで、難しいことを簡単にやるのがプロだ。」この言葉をどう取るかで、プロフェッショナルに近づく努力をするか、アマチュアの特典を楽しむかどちらかになるような気がする。以前木のおもちゃの工房にお邪魔したとき、その工房の主もゴム鉄砲が好きで色々話をしたけど、私が当時同じ型のゴム鉄砲を友人に配るため7丁作った話をすると、工房の主は「いやになったでしょう。7丁同じ物を作ったらプロです。」と言っていた。確かに同じ物を造り続けるのはつらい。私のゴム鉄砲のように単純な物でも1丁3時間近く製造時間がかかる。今も出来るだけ単純な物を目指している自分はプロフェッショナルを目指しているのだろうか、冗談でしょう、あんなお粗末な物で。
 
2001年3月25日
 少し前に検索エンジンでゴム鉄砲のことを調べていたら、アメリカの郵便屋さんが配達中に犬に襲われるのを防ぐために特大ゴム鉄砲を使っているという記事があった。どんなものか見てみたい。
 今作っているゴム鉄砲はNo.16の輪ゴムをそこそこしか引っ張らないで使うのであまり威力はない。ハエを撃っても落ちるもののしばらくするとまた生き返る程度である。ゴムをどの程度引っ張るかは作る人の考え方で変わると思うけど、私の場合No.16を使うようにと言いながらNo.12〜18ぐらいは使えるようにしてある。これは相手が撃ってきた輪ゴムがどんな大きさでも撃ち返せるようにという考え方にある。子供がゴム鉄砲で撃ち合いするくらいの遊びは許されると思うけど、万一のトラブルには対応できないので推奨できない。自己責任では是非やってみて欲しい。大の大人でも子供の時のあのドキドキ感が体験できると思う。室内戦でもゴム鉄砲だったらそうそう物が壊れることもない。子供の時には銀玉鉄砲をつかってお寺や公園でよく銃撃戦をしたけど今の子供はやっているのだろうか。子供が撃ち合って遊ぶにはエアーガンは破壊力が強すぎる気がする。 この前橋の上を自転車で走っていたら、エアーガンの発射音が橋の下の河川敷からしていた。ちょっと怖い。やっぱりゴム鉄砲や銀玉鉄砲までが安心できる範囲だと個人的には思う。ゴム鉄砲なら自作の楽しみもあるし。
 
2001年3月22日
 4枚羽根と2枚羽根の利点、不利な点を考えてみた。小型化するには4枚羽根が有利だが果たしてどれだけ有利であろうか。4枚羽根の場合、引き金を羽根の回転軸の前に持っていけるのでコンパクト化しやすく感じる。
 しかし現実には4枚羽根があると後ろにも羽根の長さだけ飛び出すので意外と2枚羽根との差は少ない。単純な4枚4cm直径羽根と4cm2枚羽根の機関部の長さを比べると2.5cmの差である。コストは2枚羽根の方が圧倒的に安い。
 ここで友人M氏の最新作P2D型が問題になる。このモデルは「ゴム銃のページ・ガンロッカー」に紹介されているとおり有効銃身長と全長が公称同一というものである。しかし現実にはその独特の回転部は最後部から約2cm前進しないと発射しない可能性が高い。同様の検証を2枚羽根で行ってみると最後部から約5.5cmの位置で発射しているものと思われる。
 これらのことから単純に検証すると約3.5cmの差となる。3.5cmが長いか短いかは別にして、4枚羽根の方がデザインの自由度が高く装弾数が増やせるのも事実である。あとはコスト対効果比となる。小型化を図った銃なら3.5cmの差は何者にも変えがたいが、製造コストの差は以前大きい。
 個人的にはシンプルな2枚羽根の方を好むが、4枚羽根の魅力も十分感じる。
 
2001年3月17日
 いよいよ引っ越しが近いので新しいゴム鉄砲を作ることが出来ない。4月引っ越しが終わったら電動糸鋸とボール盤を導入したい。職場のU氏が小学生の頃、学校の門の前でゴム鉄砲を売っている人がいたとの話を聞いた。年に何回か売りに来たそうで割り箸製だったそうだ。単発で一丁数百円と当時の彼には高価だったそうで、入手したことはなかったらしい。
 
2001年3月16日
 4月の生産再開に向けてポケットピストルを考えている。全長12cmぐらいで連発機能は今まで通りにしたい。そこでNo.10前後の輪ゴムを弾に使うことになるけれど、No.16ほど一般的ではない。何番がいいか迷っている。市場調査が必要か。ポケットピストルを名乗る以上銃の表面から突起物はなくしたい。しかし弾を込めやすくするためには連発用の回転部はどうしても出っ張ってしまう。つらいところである。
 
2001年3月14日
 UZIを検証してみた。今までゴム鉄砲職人がやってきた方向性は間違っていなかったというか、同じような発想だったというか・・・。現状ではフルオートで撃つ限りゴム鉄砲職人の短機関銃の方が使いやすい。引き金を引くかやめるかだけで制御できる。UZIは実際にはコントロール不能である。
 ただ玩具としてみると、セレクターを付けて雰囲気を味わえるのは良くできていると思う。フルセミ切り替え式の短機関銃を開発しなければ。特別展示室の短機関銃を見るとわかると思うけれども、引き金の部品の上方にねじで左右に動く爪を付けてやるとセレクターになる。ただし、セミオートとして最適な位置ではないので、引き金を戻すゴムを強力にしないと暴発の危険がある。現在頭の中で改良中。
 
2001年3月12日
 今日相互リンク「GUN SMITH」の製作者の方からUZIゴム鉄砲セミフル切り替え式の発送をしたとの連絡があった。しばらくお借りして研究してみたい。感謝。最近の新作銃ラッシュはどこまで行くのか。私も作りたいがアイデアが不足気味。
 1998・1104式拳銃を作ったとき、すべて理由のある形状で設計したのだから簡単には越えられないでもそれはそれでいいことなのかもしれない。輪ゴムを連発で正確に撃ち出す、ただそれだけの目的なのだから。
 今日も酒を飲みながら1998・1104式拳銃を撃ってみた。
 
2001年3月10日
 ゴム鉄砲とゴム銃、似ているようで違うこの言葉、私の出身の地方ではゴム鉄砲が輪ゴムを飛ばすおもちゃ、ゴム銃はパチンコ玉を飛ばすY字型のおもちゃというのが一般的な分類だと思っていた。
 今住んでいる岡山でも、輪ゴムを飛ばすおもちゃはゴム鉄砲の呼び名のほうが好きという意見の人と、全くこだわりのない人がいる。どっちでもいいことではあるが、全国的にはどうだろう?。
 なお手近の国語辞典にはどちらの言葉もない。
 
2001年3月8日
 ゴム鉄砲を作るに当たって個人的に省略したくないものが一つ。用心金である。省略される方も多いし、たいして破壊力のないゴム鉄砲に必要かと言えば必要とは言い切れない。それではなぜ付けるか。ほんものの鉄砲をデフォルメしたゴム鉄砲としてどうしても省略したくなかったからである。実際には作るのが面倒くさいことこの上ない。でも作る。どの部分をどうデフォルメするかは作る人のセンスの問題だし、夢工房白い風さんの割り箸ゴム鉄砲なんか用心金がなくても全く違和感がない美しさがある。
 用心金を付けるのはゴム鉄砲職人なりのささやかなこだわりである。
 
2001年3月7日
 花粉症で夜も寝られない鼻も喉も目もやられ鼻水がどうしても胃にはいるため、荒れてきた。というわけで今日は自宅で療養中。アルミサッシの家に閉じこもると普通の状態になるから困ったものだ。鼻をかみすぎたのでひりひりするだけ。
 最近連発銃を作ったという話が珍しくなくなってきたけど、なぜか回転部が4枚羽根の場合が多い。
 たしかに装弾数では有利になるけど加工は難しい。装弾数が増えると回転軸も気をつけないと竹ひごでは破損しやすい。一度12発装填できるモデルを作ったときは竹ひごの軸が折れてびっくりした。12発のゴムの力で部品が飛んでいくのはぞっとする。現在は多弾倉のモデルは金属軸(針金ハンガーの針金)にしている。
 私のモデルは弾を装填するとき銃口の切れ込みに余裕がないと言われることがあるけど、これは設計以上のゴムをかけないように予防目的でしてあるだけ。
 
2001年3月1日
 相互リンクさせてもらっている「ゴム銃のページ」掲示板がにぎやかになってきた。みなさんどうやって設計されているのかわからないけど、私のやり方はボール紙の方眼紙を切り抜いて作動を確認するといった方法。以外と効率がよい。お試しを。
 以前はカットアンドトライで作っていたけど、やっぱり紙で試すと効率がよい。
 4月下旬ぐらいにはゴム鉄砲製品の出荷を再開できそう。新製品に短機関銃を加えたいけど私のモデルは1999年設計のフルオート専用なのでそろそろモデルチェンジしたい。
 
2001年2月26日
 友人M氏のゴム鉄砲をコレクションに追加した。彼の作品は非常に細工が細かく、ある種神経質である。最近のモデルはかなり信頼性がアップしているらしいので期待している。まだ見ていないけど。
 職場でこのHPの話題になって、「合同展示会」などしたらおもしろいのではと言う意見があった。実際に全国から集まってするのは困難だろうけどインターネット上ではできそう。けど出来れば現物を一堂に集めて交換会(販売会?)とか出来ればおもしろそう。
 
2001年2月20日
 昨日KEROKERO火器商会専属女優と再度「連射ムービー」を収録。撮影失敗が続き専属女優は手しか写らないのに文句を言う。160×120のムービーなので不鮮明。けど雰囲気は出ているような気がする。
 今日相互リンクをすることになった「GUN SMITH」の製作者の方から貴重な情報が入り興奮している。情報がまとまり次第公開予定。
 
2001年2月18日
 未だインフォシークもgooもこのHPは検索できず。ちょっと不安。
 昨日会社の先輩S氏にゴム鉄砲を見せた。なぜ連発できるのか不思議がることしきり。ぱっと見連射できそうに見えないのは問題あり。ということで今日KEROKERO火器商会専属女優(手首だけ)に撃たせてムービーファイルを追加しようとした。当初撮影の絵は違和感ありでよく考えると女優が左利きのせいだった。むりやり右利きで撃たせたのでややぎこちない。アップロードしようとしたらタイムオーバーでエラー。やはり320×240のムービーは大きすぎたみたい。対策検討中。
 
2001年2月16日
 HPを一発太郎で登録した。うまくいったかなあ。海外のHPともリンクしたい。ゴム鉄砲のガトリングガン144連発欲しいなあ。個人輸入したい。しかしその前にゴム鉄砲のM16で個人輸入の練習しよう。
 
2001年2月14日
 やっと一応HP完成。ゴム鉄砲などと言うマイナーな趣味に同調してくれる人が増えるといいなあ。ブームはいやだけど。ブームになるわけないか・・・。
 
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