続試作フルオート・セミオート短機関銃
 
 2002年、さらなるフルオート時の低回転化と低コスト化のために思い切って四枚羽根の試作に踏み切りました。四枚羽根は羽にコストがかかっても銃本体は装弾数を増やすのにギャップを広げる必要がないので全体としてコストを下げることができるかもしれません。
 
 普通の四枚羽根では、遅延装置の設計に余裕がないので、風車型にしてみました。これはマイスター氏のような四角羽とも互換性がありしかも四角羽の欠点である、弾が下に向かって出やすい欠点を防いでいます。
 
 しばらくはうまくいっていたのですがこんなことになりました。
 
 やむなくマイスター氏と同じように四角羽を採用しました。弾が下に向かって出る傾向があるのを防ぐため銃身をやや上に上げてみました。これが四角羽の泣き所です。
 
 遅延装置を重量化してみました。この手法はうまく作らないと残弾が少ない低圧時止まってしまう欠点があります。正方向には死点を発生しない私の遅延装置はうまく働き、スムーズに動いてくれ、しかも精度にうるさくなくできました。ただ四枚羽根系を作ってみてわかったのですが、セミオートの余裕があまりなくかなり微妙な設計になることがわかりました。結局一時は二枚羽に戻る決意を固めました。
 
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