UZI
 
 相互リンク「GUN SMITH」の製作者の方からフルセミ切り替えゴム鉄砲「UZI」をお借りしました。ラスベガスで購入したそうです。
 
 全体像です。たしかに雰囲気は「UZI」です。全長40cm近いです。材質は合板でそのせいかゴム鉄砲職人の製品に雰囲気が似ています。
 
 いよいよ注目の機関部です。回転部は4枚羽根、軸は金属製で7mm程度ありそうです。20発以上装弾できそうです。
 
 引き金周り。引き金は一つの部品で出来ていて、後ろにあるセレクトレバーの付いている棒の先端の先に付いているゴムで押されるようになっています。セミオート時は普通の連発ゴム鉄砲とほとんど同じ動きです。ただしゴム圧がかかっていないと発射してしまう構造です。
 
 引き金を下から見た図。写真ではわかりにくいのですが、引き金そのものがフルオート時の遅延装置として作動します。
 
 参考までにざっと機関部の内部構造を書いてみました。トリガー後方のフルセミ切り替え用のゴムが当たっているのでセミオート状態ですが、フルオートの場合、つまりゴムが後方に下がって干渉していないものとして説明します。図で下の方の羽根がトリガーの一部に当たっていますが、これがトリガーの上部を動かすことになり、動かされたトリガー上部は羽根に衝突するわけです。つまり回転力が強いほど衝突力も強いので、ゴム鉄砲の激しいトルク変動をある程度制御することが出来ます。実際になめらかに動かすには微妙な設計が必要と思われます。
 全体の構造としてはゴム鉄砲職人の機関銃の減速装置のみをトリガーとして取り付け、ゴム圧をかけるかどうかでフルセミ切り替えをしています。フルオート時は指で常にトリガーをコントロールしないと全段撃ち尽くしてしまうのがつらいところです。
 
トップページへ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
inserted by FC2 system